ポートフォリオの常識(2) [投資の勉強]
ポートフォリオの目的は“運用成績の安定化”です。“収益機会を増やす”ことを目的にする場合もありますが、やはり基本は“運用成績の安定化”でしょう。
そのために重要なことは、利益の発生の仕方が相補的なものを組み合わせる、ということです。Aが駄目な時は、Bがカバーしてくれる。そんな関係が必要です。Aが駄目な時はBも駄目というのでは、運用成績は安定しませんよね。
例えば、株式投資のポートフォリオで、輸出関連銘柄と内需関連銘柄は、相補的な組み合わせの一例です。
また、FXのシステムポートフォリオで、トレンド相場に強いロジックとボックス相場に強いロジックも、相補的な組み合わせの一例です。