運用成績を評価するスキル [投資の勉強]
システムトレードでも裁量トレードでも、運用成績を正しく評価するのには確率の基礎知識が必要です。トレード回数が少ない時には確率的なノイズの影響が大きいため、それを考慮しないと評価を誤るからです。
例えば、20戦14勝の場合、単純に計算すれば勝率は70%です。
しかし、これくらいの少ないトレードでは確率的な偏りの影響が非常に大きく、勝率50%の手法が20戦14勝でも不思議ではないのです。
ここでは詳細には触れませんが、データから確率論的に真の値(上記の場合は勝率)を推定する方法は、いろいろな本で解説されています。やさしく書かれた本の該当する部分を一読してみると良いと思います。
その手法の真の実力を見るためには、できれば1,000トレード以上、それが難しい場合は、せめて300トレードのデータを見たいところです。
タグ:運用成績